コラム
2017年05月20日
小陰唇縮小手術について知っておきたい術後の様子
デリケートゾーンの悩みは周囲に相談しづらく、お一人で悩まれる方が多くいらっしゃいます。小陰唇肥大についても同様です。今回は人にはなかなか聞きづらい「小陰唇縮小手術」について、詳しくご紹介します
小陰唇縮小手術の施術時間は、たった1時間くらいです
小陰唇縮小手術では、肥大したり黒ずんでしまった小陰唇の箇所を切り取ります。手術にはメスやラジオナイフ(高周波メス)を利用します。切開方法をヒダの厚さや形に合わせて変えたり、出血が最小限になるよう、お客様の状態に合わせた手術を行っています。
不要な箇所の切除が終わったあとは縫合です。縫合では、自然にとれる糸で行なうため、手術後に改めて来院いただき抜糸する必要がないというメリットがあります。抜糸がいらない糸は傷跡が残るのではというご心配をされる方がいらっしゃいますが、それは大丈夫です。傷跡が残る残らないというのは、糸の問題ではなく縫合の技術によるものです当院では縫合には最も手間と時間をかけますので、手術後の傷跡はほとんど残りません。もちろん、抜糸をご希望される場合はできますのでご安心ください。
上記の手術時間はおよそ片側で20~30分で完了します。両側ですと50~60分です。麻酔はご希望に応じて笑気麻酔や静脈麻酔が選べますのでご相談くださいませ。
笑気麻酔・・・吸入するタイプの麻酔です。ぼーっとした感じになり、痛みを感じにくくします。
静脈麻酔・・・点滴で眠るタイプの麻酔です。寝ている間にすべてが終わります
小陰唇縮小といっても、左右で異なるヒダの大きさだけを調整するのであれば、手術は片側のみで完了する場合があります。
入院の必要もなく、日帰りで遠方から手術を受けに来る方もいらっしゃいます。
小陰唇縮小手術の術後って…?
小陰唇縮小手術は外科手術となるため、術後の患部は非常にデリケートです。術後の注意点は守って生活をしてください。
▼手術直後
小陰唇は血流がよく、出血しやすい傾向にあります。患部に血腫ができるのを防ぐため、術後2~3日はガードルで患部の固定をお願いします。
▼日常生活シャワーは当日から可能ですが、患部に強い刺激を与えないようにしてください。入浴は7日目から可能です。性交渉や激しい運動については、傷口が落ち着く術後2週間頃まで控えてください
▼術後の痛み・出血・腫れ
小陰唇手術中は麻酔を使用するため痛みは発生しません。術後の痛みは人それぞれですが、軽いことがほとんどです。痛み止めは処方しますので、当日と翌日程度は服用されると安心です。
出血は、3日前後で止まります。量はにじみ出す程度ですのでご安心ください。
腫れは最初の1ヶ月でほとんどひいてきます。個人差もありますが、手術箇所が固くなる場合があります。しかし一時的なもので、時間とともに柔らかくなっていき、2ヶ月もすれば目立たなくなります
小陰唇縮小手術をするクリニック(病院)の選び方
小陰唇の大きさや厚さには個人差があります。そのため、自分に最適な形を提案して手術してもらえるようカウンセリングに行って信頼できるクリニックを選んでください。医師はもちろん、看護師や受付といったスタッフもきちんとした対応で接してくれているかを確認することも大切です。
また、術後に来院が必要かどうかは事前に確認しておきましょう。地方の方やお忙しい方は続けての来院が難しい場合が多くあります。その場合は、通院の必要がないクリニックを選ぶといいでしょう。
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